◆諸国探訪記その1 〜 北の岬≠フ恋物語 〜
ねこ科モンスを集める≠ニいう使命を思い出した(←忘れてたんかい…!)王様。
新たな家臣獲得のため、各地を旅しつつ見聞を深めることにしたのでした…。
ざざーん…。ざざーん…。
【ラクレス】
ん〜♪
潮風が気持ちいーねー。
【風琉】
そうですねぇ。
(私たちはこんなところで何をしているのかしら…)
【ユウロ】
(風琉、それは考えちゃダメなんだよ…)
【風琉】
あら、なんだろこれ…?
わっ!
【ラクレス】
そーいえばフレイアじゃ、海藻以外は海産物採れないよねー。
魚いないのかなぁー?
【ユウロ】
XGだとアジが採れましたねぇ。
【ラクレス】
使い道なかったけどね(>_<)
…って、あれ?
風ちゃんは?
【ユウロ】
ほんとだ。どこいったんでしょうね…?
【ラクレス】
さっきまですぐ隣にいたのになー…わっ!
【ユウロ】
……………………見なかったことにしてこのまま逃げてしまおうかなぁ(^^;
【風琉】
ユウロぉぉぉっ(-д-")
※注:ユウロくんの心の中の声です。
【ユウロ】
……ダメだ。きっと逃げ切れないな(T-T)
んーと、このへんだっけ?
わっ!
――そのすこーし前…。
【風琉】
う…。いーたーいー。
ったく、なんで私がこんな目に…(T-T)
【ラクレス】
わっ、わっ、風ちゃんどいてーっ!
【風琉】
え?
王様? ってちょっと待って!
ダメ! 無理! いやー!!!
ヒュゥゥゥゥ〜…………ドガッ!
【ラクレス】
いったぁ〜(>_<.)
あ、風ちゃんごめん〜。
【風琉】
王様…ご無事でなによりですわ…。でも、ちょっと重いです…。
【ラクレス】
あーっ、風ちゃんひどっ(T-T)
【ユウロ】
2人とも〜。そこにいると危ないよ〜。
【ラクレス】&【風琉】
え?
ヒュゥゥゥゥ〜…………ドガガッ!
【ラクレス】
ぐはぁぁ…。
【風琉】
な、なんでユウロまで落ちてくるのよ…。
【ユウロ】
だから危ないって言ったじゃん。
【ラクレス】&【風琉】
わかってんなら落ちてくる前に言えっ!(-д-")
【ラクレス】
でもこれ、おもしろいねーっ♪(≧◇≦)
【風琉】
……え?
【ユウロ】
い、いや、まさかねぇ。
【ラクレス】
もっかいやってみよ〜♪
ヒュゥゥゥゥ〜…………ドガガガガッ! …ベチッ。
【ラクレス】
ん〜っ。痛いけどスリル満点!
【風琉】
ユ、ユウロ…っ。逃げ…たわね…!
【ユウロ】
(せ、生存本能がより可能性の高い方を求めて…なんて言って許してもらえるはずないよなぁ…)
――まぁとりあえず、奥へ進んでみることに。
【風琉】
王様、何をしていらっしゃるんですか?
【ラクレス】
う〜ん。これはアレだね。先に視線をはずした方が負けってやつだね!
【風琉】
いえ、まったく意味がわかりませんが(-д-")
(そしてユウロはなんでこんなにのんびりしてるのっ?)
【ユウロ】
(風琉…のんびりしてるんじゃなくて諦めてるんだよ…)
【ラクレス】
誰だっけ…この子。
【風琉】
トカマクでしょう。こっちに来てすぐの頃、さんざん壁や病院がわりにしたクセに、忘れてしまったんですか?
【ラクレス】
あー、あー、トカマクね。そうそう。
(な、なんか風ちゃんの言葉に鋭い棘を感じるっ…)
【ユウロ】
(あー、イライラしてるな、風琉)
【ラクレス】
こ、これはまた…いっちゃってるなぁ(^^;
【風琉】
さて、どうしたものでしょうね…。
この子をなんとかしないと先へは進めないようですし。
【ラクレス】
だ、誰…このオッサン(-д-")
虚弱体質の人間がそんなデカい荷物背負ってこんなとこまでこれるわけねぇだろっ!
【風琉】
王様、王様っ。地が出すぎですっ!
【ユウロ】
まぁこのままじゃトカマクもかわいそうだし、僕らも先へ進めないと困りますから、ここは助けてあげましょうよ、王様。
【ラクレス】
ちぇ。ユウロくんは典型的ないい人≠セよねー。
【ユウロ】
(グサッ…僕は、典型的ないい人…いい人…)
――というわけで、やっと少し進みました(-д-")
【ラクレス】
おおっ。敵、出るんだここっ!w(°o°)w
【風琉】
出ないと思ってたんですか…(-д-")
【ラクレス】
この2匹は何をやってるんだろう?
【風琉】
さあ…。
【ユウロ】
あ、あれかなっ?
『だるまさんがころんだ』で鬼の人にタッチする直前!
【風琉】
はぁ…そんなことより、彼らから何かトカマクの正気を取り戻す刺激物を接収しましょう。
【ラクレス】
お。ちょうど何か料理を作ってるところみたいだよー。
【ユウロ】
料理…なんだw(°o°)w
何か呪いの薬でも作ってるのかと思った…。
【風琉】
いらないそうなのでもらっておきました〜。
とりあえずこれを試してみましょう!
【ラクレス】
う〜ん。あいかわらずだね。
【ユウロ】
まぁ、それなりに楽しそうではあるけれど(^^;
【ラクレス】
えっ。マヂですか?
これを食べるんですか?
ちなみに、『クモの巣おがくずヘソのごま、石の下の変な虫』が手当たり次第にぶち込まれてますよ?
…そうですか。しかたありませんね。さぁはりきってどうぞっ!
【トカマク】
ぱく。むぐむぐ。ごっくん。
……!
★○▽◆×#◎△☆■&▼!!
※トカマクさんの名誉のため、発言内容を一部伏せさせていただいております。
※同上
【ラクレス】
すげぇ…耐えたw(°o°)w
【風琉】
これでなんとか先へ進めそうですね〜。
【ユウロ】
ここまでにいったいどれだけ時間を費やしてるんだろう、僕たち…(>_<)
――そして、やっとやっと地下遺跡へ…!
【風琉】
なんか、見覚えのある場所ですね。
【ユウロ】
うんうん。セラルカのほうにあった遺跡もこんな感じじゃなかったっけ?
【ラクレス】
う〜ん。言われてみればそうかも。
とにかくどんどん進んじゃおう〜!
突然ですが…、
★オラシオン豆知識♪
普段はぷらぷらと宙に浮いて足をゆらゆらさせているオラシオン…。
なんと、攻撃するときは一度地上に降りてくるんですね!
…どーでもいいね。
マルスのあの鎌、ほしいなぁ。
――ダラダラやってきましたが、ついにボスのところに到達!
【ラクレス】
うおーーー!
これがケツァルコアトルか〜!
すごーい。ほし〜い!
【風琉】
王様、大喜びですね。
【ユウロ】
僕らは2回目だからねぇ…。
【ラクレス】
ってか、うまそー♪(≧◇≦)
ウナギだウナギ〜〜〜っ!
【風琉】
食い物に見えるのかっ(-д-")
【ラクレス】
ね、ね、これどうやって食べるの?
【風琉】
王様、これは食べ物ではありません!
【ユウロ】
う〜ん。そんなことより、こんな近くでそんなに騒いだら…、
【ユウロ】
ほらー(-д-")
【風琉】
しょうがないっ。
王様、怪我しないでくださいねっ。
【ラクレス】
ううーがんばるよー。
【ユウロ】
怪我する前に回復してあげますからご心配なく〜。
んで、ボス戦もつつがなく終わりまして…、
【ラクレス】
むむ、ついに因縁の2人があいまみえる瞬間が…!
【風琉】
火サスでいうと22:35頃ですね。
【ユウロ】
その例えはちょっとオバさんだね。
ガィン…!
【風琉】
あらごめんなさい。ちょっと手がすべったわ。
【ユウロ】
…今、本気で斧、振り下ろしたよね?(T-T)
★以下、王様の意訳付きでお送りします♪
【トカマク】
先輩! 私と付き合ってください!【謎の男】
いやだ。
【トカマク】
どうしてですかっ?
【謎の男】
なんか、『クモの巣とおがくずとヘソのごまと石の下の変な虫』の
匂いがするからだ。
【トカマク】
な、なんて失礼なっ!
あなた、何者です!【謎の男】
え、お前の先輩じゃないのか?
【トカマク】
だまそうとしても無駄です!
行きます!
【謎の男】
なッ!
クッ!
うぉぉぉぉッ!!
ムンッ!
【トカマク】
きゃッ!
な、何?
先輩との思い出が――――――。
月とスッポン――――――。
森のクマさん――――――。
光る頭とカツラ――――――。
うろたえる声。光る頭頂部。
ずれ落ちる――先輩のカツラ――。【謎の男】
どういうことだ?
こ、この記憶は………。
【トカマク】
あ、あなたの髪はカツ……。
きゃあああああッ【謎の男】
ええい、それ以上は言わせん!
お前の記憶、全て消えてしまえッ!!!
【ラクレス】
ま、だいたいこんな感じ〜?
【風琉】
王様…。最初のほう、適当すぎです(-д-")
あと途中のもっていき方も無理やりですよっ。
しかも最後のはなんですか!?
カツラって!?
全国のヴィクターファンが暴動を起こしますよ!?
【ユウロ】
いや、そんなことにはならないと思うけど…。(風琉、もしかしてヴィクターファン?)
ま、意訳っていうより勝手な妄想だね…。
――かくして、トカマクの恋はカツラに破れ…。
ヒュゥゥゥゥ〜…………ドガガッ!
【風琉】
またこれか…。
【ラクレス】
い、痛い(>_<)
【ユウロ】
上に王様が落ちてこなくてよかった…(T-T)
【ラクレス】
で、ここはどこ?
【風琉】
ひとつ上の階層に戻されたようですね。
【ラクレス】
ふっ。彼もまた、果て無き死闘に挑んでいるのか…。
【風琉】
なんですか、それは…(-д-")
【ラクレス】
だからアレだって。先に視線をはずした方が負けなの。
【風琉】
壁や石造とメンチ切りあってどうすんですか…。
★ついにリヴァイヴをゲット♪
※新章ではこの場所にスキル販売NPCはいません。。
【ラクレス】
ふぅ。やっと買えたー。
うわ、消費MP103だって(>_<)
【風琉】
専門職じゃないですからね、私たちは。ユウロはどう?
【ラクレス】
あ、ユウロ君ならそこで雪だるまになってるよー。
【風琉】
……じゃ、私も。
【ラクレス】
え?
【ラクレス】
なんできのこ…それも椎茸…(-д-")
【ユウロ】
あ、ここにも恋の物語がひとつ。
【ラクレス】
育ってきた環境が違うんだから、セロリがダメなのくらい許してあげなきゃね〜。
【風琉】
なんの話ですか(-д-")
――さて、そろそろ帰ろう〜と思ったら…、
【ラクレス】
行きには出会わなかったけど、こんな敵もいたんだね〜。
【ユウロ】
あの色じゃ、キノコのほうは食べられそうにないねー。
【風琉】
食べなくてよろしい!
……というわけで、無事に3人ともリヴァイヴをゲットして帰ってきました♪
クレのユウロ君以外は使う機会があるかどうかわかりませんが(>_<)
ところで、クエ終了直前の、ゲイツのいる部屋でのこの会話。意味ありげですよねー。