新章スタートから早くも5ヶ月…王国の新体制もようやく落ち着きを見せ、
いよいよ、ねこ科モンス集めのための旅が再開されることに…！
今回の目的地は、魔王様を訪問して以来の〝シルト〟です。
さてさて、新たなねこ科モンスは見つかるのでしょうか…？
【ラクレス】あれ…なんだろー？
なんか人が集まってるね…。
【風琉】
なにか事件でもあったのでしょうか？
【トカマク】
みなさん！
この先は危険です！
一刻も早く離れてください！
【ユウロ】
えっと…いったい何が危険なのでしょうか？
【マロリー】
…！
おい、あそこっ！ 野生のクマだっ！
【冬眠から目覚め立てのクマ？】へっへっへ…餌がいっぱいいるじゃねーかぁ。
よーし、そこのダチョウに乗ってる子羊からいただくとするかー！
【ラクレス】
…ダチョウ？
……子羊…!?
【ユウロ】
はっ…このパターンは…！(-д-")
【ラクレス】
これはダチョウじゃなくて白チョコボだーっっっ！
そして私は子羊じゃなくて羊のふりをしたねこだーっっっ！
チュドーン！ チュドーン！ チュドーン！ （サイアロー×3）
【クマ】くそっ…そんなの区別つかねぇよ…ぐふっ。
【ラクレス】
ふ…これだから違いのわからんヤツは…。
【風琉】
王様は違いを気にしないだけでしょう（ボソッ）
【フラゥナ】
……なるほどっ！ｗ(°o°)ｗ
【ラクレス】
そこ！ 納得しない！(>_<)
トカマクの話では、キューブの先に謎のゲートがあり、
シルトの首長にしてかの青勇者ヴェーンがキューブに入っていったとのこと！
様子を見てきてほしいと頼まれた王様たちも、キューブの中へ…。
【ラクレス】おおっ。なんか石板があるよー？
【ディリス】
ここは…どうやら体力を試されるようですね。
【風琉】
まぁ王様、体力だけはあるから大丈夫でしょう。
【ラクレス】
だけ、って…風ちゃん、ひどい。。
【ラクレス】やった！ 合格♪
【ユウロ】
公務…？
うーん、ここっていったい…？
【風琉】
シルトの職員採用試験会場なのかしらねぇ…。
【ラクレス】また石板だね…。
【フラゥナ】
次は…知識を試すんだって…王様ヤバいですね。
【ラクレス】
なっなにもヤバくなんかないんだからー！(T-T)
【風琉】
仮にも一国の王様が辺境の集落の公務員採用試験に落ちたりなんかしたら、赤っ恥もいいとこですねー。
【ラクレス】
……！ｗ(°o°)ｗ
【ユウロ】
（今回は風琉のターンらしい…）
【ラクレス】（ホッ）なーんだ、楽勝楽勝ー！(≧◇≦)
【風琉】
まぁ、よく考えたらこれ、別に王様1人が試されてるわけじゃなくて、PT全員で受けてるわけですしね。
【ディリス】
先ほどの体力は前衛を務める風琉先輩と私が、今回の知識も風琉先輩と…あと…あの…ユウロ先輩の…おかげ…ですね…。
【フラゥナ】
ん～？ なんで途中からそんなに小声なのかな～？(≧◇≦)
【ディリス】
う、うるさいっ。ほら、進むわよっ！
【ラクレス】この石板は何を試されるのかなーっと？
【風琉】
えーと…私心を排除しうる精神…？
【ラクレス】
私心？
【ディリス】
つまり、自己中心的な考えや、周囲のことを考えない身勝手な行動をしないということでしょうか。
【フラゥナ】
うわぁ…王様今度こそヤバいですね。
【ラクレス】
だ・か・ら、ヤバくなんかないんだからー！(T-T)
【風琉】あら合格のようですね。
よかったですねー王様。
【ラクレス】
（ホッ）ほ、ほーらね？
だから言ったじゃんかー。ったくもぅ…このチャリティー精神にあふれた私が不合格なわけ…
【ラクレス以外全員】
それは、ダ・ウ・ト！
【ラクレス】
ええーなんでさー(>_<)
ちぇ。。
【風琉】あら…私たちより先にここまで進んでいる人がいますね。
【ラクレス】
なにぃ～。
首席合格の座は渡さんっ！
【ユウロ】
いや…、僕たち別にシルトの公務員になりにきたわけじゃ…(-д-")
【シルト民？】
う、うう…。
【ディリス】
…!?
ちょ、ちょっと待ってください！
あの人、何か様子がおかしいです！
【シルト民？】
うっ…ぅぁぁぁぁっ！
【ラクレス】って、ええー!? ｗ(°o°)ｗ
セラルカで出たモビルスーツじゃん！(>_<)
【風琉】
ナクゥバ…!?
…いえ、違うわね。明らかにナクゥバより弱いわ。
【ユウロ】
見た目はそっくりだけど、中身はさっきのクマ程度だね…はっ、そうか！
【風琉】
え、なにかわかったの、ユウロ？
【ユウロ】
パイロットが乗ってないんだよ！
【風琉】
だから…あれをガンダムと一緒にするなっっ！(-д-")
【ディリス】
ユウロ先輩…ときどき子どもっぽいところもあるのよね…。
【フラゥナ】
しかし、決して呆れているのではなく、むしろ微笑ましく見ているディリスちゃんでした(￣ー￣)/~
石板の試練（シルト公務員採用試験第1次：マークシート式テスト）を突破した一行は、
さらに奥（第2次：小論文＆面接）へと進んでいきます！
【ラクレス】衝撃のスクープ！！
シルトにはナクゥバの村があった…！
【風琉】
違いますから(-д-")
【ユウロ】
さっきの、変身しちゃったシルトの村人と同じように、石板の試練を乗り越えられなかった人たちかな…。
【フラゥナ】
王様…1人できてたたら間違いなくナクゥバになってましたねー。
【ラクレス】
ならないからっ(>_<)
【ラクレス】むむっ…明らかに偽物っぽい色合いな(-д-")
【風琉】
しかもシャマランがいないところまで偽物っぽいですね(^^;
【ユウロ】
奥の石板に囲まれたところに例の青いヤツが囚われているみたいですねー…元勇者が捕まるとは、なんてマヌケな。。
（注：助け出した後の言い訳がまたマヌケです。。）
【ラクレス】
さー、とっととやっつけちゃおーかー！
【風琉】
なるほど…わかりました。では…、
みんなちょっといい？ （ゴニョゴニョ…）
【ラクレス】…！ｗ(°o°)ｗ
【風琉】
1人でも楽勝なんですよね？♪
【ラクレス】
いや…だって…向こう側につくとは聞いてないし…。
【ユウロ】
（風琉のターン、怖ぇー…）
【ラクレス】
ううぅ悪かったよぅーもう自分勝手言わないよぅ(T-T)
そんなこんなで青勇者も無事に助け出し…、
【ヴェーン】助かった。礼を言う。
【ラクレス】
さぁ最後の面接だっ！
えー、私が御社…じゃない、シルト職員を希望した理由はー、
【ヴェーン】
悪い。永久に不合格だ。
【ラクレス】
がーん(>_<)
かくして、一行は見事、青いヤツを囚われの身から解放し、
またシルトは無能で自己中な職員の採用を未然に回避したのであった…！
【ラクレス】
無能じゃないもん。。
低能かもしれないけど、無能じゃないもん…。
そこだいじなんだから…。
…まー自己中は否定しないけど。
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